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2022.09.15

上高地通信

夏から秋へ、移ろいゆく上高地

こんにちは!
最近オフの日にはいつも雨で登山に出かけられず、歯がゆい思いをしているルミエスタホテル登山部サクミンです。

今回は、上高地(ルミエスタホテル~徳沢)をのんびり散歩した時に、おさめた足元の風景を紹介したいと思います!

秋といえばキノコ!
ということで、今回はキノコの写真がメインです。

秋になると積極的にキノコを探すようになるからか、あるいは秋になると本当にキノコがたくさん生えてくるのか、「秋=キノコ」という構図が定着しているのはなぜでしょうか。

穂高連峰をバックに、ケショウヤナギの幹からキノコがちょこんと顔を出していました。

雨上がりの上高地は、キノコと苔の宝庫です。

河童橋から明神までの、梓川左岸道は、しばし笹が脇に生えている林の中を歩きます。笹の中をかき分けると、こっそりキノコが!

切り株の断面からも、もっこりとキノコが膨らんでます。

明神まであと10分のところに、梓川と明神岳がよく見える開けた場所があります。高く積上げられたケルンがありました。

単独でにょきっと立っているキノコもあれば、群れて暮らしているキノコもいます。

徳沢キャンプ場に、独立しているキノコを見つけました。傘についているつぶつぶしたものはなんでしょうか。。。

徳沢付近では、ヤチトリカブトが咲き残っていました。

上高地の紅葉のピークは10月に入ってからですが、気の早い樹木から段々と色づいてきています。

朝は気温も一桁台になり、寒暖の差が激しくなってきました。
今の時期に上高地にお越しになる際は、昼間は半袖、朝夜はフリースなど温かい長袖の羽織をお持ちください!
 

ホテル周辺でもちらほらと歩道に落ち葉を見かけるようになりました。こちらの黄色と黒のまだら模様の葉は手のひらほどもあります!

最後に、自分流キノコの撮り方のコツについて、ご紹介したいと思います!

キノコは、立った人間の目線から撮ると、傘しか写らず、あまりキノコらしさがありません。。。

キノコを撮るときは、キノコの目線(※)から撮ると、傘や軸、模様、質感などもリアルに表現できる写真になるのです。

(※キノコの目線というのはもちろん比喩で、キノコの傘が真横から見てちょうど半球状に見える位置のことです。)

もしキノコが視線の先の切り株などに生えてたら、立ったまま撮れますね。

しかし、もしキノコが地面から生えていたら、どうでしょうか。
しゃがんだり這いつくばったりして、キノコの目線まで、視点とカメラを合わせる必要があるのです!

今回のキノコ撮影会でも、地面から5㎝の身長のキノコと同じ目線に合わせるために、試行錯誤しました。

上高地にお越しの際は、「旅の恥はかき捨て」です!

 

以上、上高地ルミエスタホテルから秋のお便りでした!
 


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