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2022.09.24

上高地通信

上高地紅葉便り②~涸沢編~

こんにちは、ルミエスタホテル登山部サクミンです!

上高地は連休の度に台風や大雨で、連休の間の平日は晴れる、という奇妙な天気が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。


私は、岳沢登山から三日と空けずに、今度は21日に涸沢まで登ってきました!
今回の上高地紅葉便りでは、日本一の紅葉と謳われる、涸沢の紅葉の進行具合を紹介したいと思います!

結論としては、まだ紅葉のピークは迎えておらず、ほんのり色づいき始めているといった印象でした。

百聞は一見に如かず!ということで、早速写真をご覧ください。

涸沢カールでは、360°穂高連峰の眺望を楽しめます!

涸沢は紅葉のスポットとして全世代から人気がありますが、上高地から涸沢の往復は、実は結構ハードです。。。

どのくらいハードかというと、当ホテルから涸沢往復は、距離にして約35㎞、時間にして約11~12時間かかります。
今回は朝5:30に出て、上高地へは17:00に着きました。

上高地から涸沢までは高度差は800mほどあり、しかも河童橋~横尾までの平坦な道(片道3時間)で意外に体力を消耗します。

以上の理由から、上高地と涸沢の日帰り往復は、個人的にはおすすめできません。

体力に自信がある経験者以外は、徳沢か涸沢で一泊することをおすすめします!

 

本谷橋より、ほんのり色づく樹木
本谷橋より、ほんのり色づく樹木
横尾を越えてから、本格的な登山道が始まります!
横尾を越えてから、本格的な登山道が始まります!

まだまだ緑なナナカマドです。

一本だけ真っ赤な木が!青空と紅葉のコントラストがきれいでした。

涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐。ここまできたら涸沢は目と鼻の先!

上高地バスターミナル出発から約6時間、やっと目的地の涸沢カールまでやってきました!

カールとは、氷河で削られて丸く浸食された地形の意味です。
涸沢カールに立つと、まるでお椀の底にいるみたいに、360°視界が開け、穂高連峰を見上げることができます。

今回は、涸沢小屋のテラスで昼食をとるので、涸沢小屋まで涸沢カールを横切ります。

ナナカマドの赤い実がかわいいですね!遥か奥に常念岳が見えます。

右手に見える赤い建物が、涸沢小屋です!

小屋の裏にそびえ立っているのが、北穂高岳!涸沢小屋が北穂の入り口です。

涸沢カールの絶景を目に収めたら、上高地へ帰路につきます。

涸沢から上高地までの帰路は、誘惑がいっぱい!
横尾、徳沢、明神、河童橋と1時間ごとに売店や施設があるので、夕闇前に上高地へ戻るには、気を強く持たないといけません。

しかし、今回は、徳沢でソフトクリームへの誘惑に負けてしまい、徳澤園名物のアイスクリームをいただきました。

甘めで、登山後にぴったり!

横尾~上高地の道では、ちょうど木の間から日が差し、とても幻想的でした。
秋分の日を終え、どんどん日が短くなっていくのを日々感じます。

横尾~徳沢
横尾~徳沢
徳沢~明神
徳沢~明神

以上、上高地紅葉便りでした!

次は、もう少しホテルから近い場所の紅葉情報をお届けしたいと思います!


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